空き家を語る集い
少々時間が経ってしまいましたが、2月7日に安曇野市主催の「未来に繋ぐ空き家を語る集い」に参加してきました。
驚いたのが集まった人数。現在進行形で空き家問題に対応中のおばちゃんから、区長・建設業や造園業の社長・CAFEの店長・建築士・宅地建物取引士・行政書士・市会議員・社会福祉協議会・まちづくり組織の方など、いろいろな立場の約70名もの方が集まり、空き家への関心の高さがうかがえました。
最初の1時間はグループワーク。10名程度のグループに分かれ、コーディネーターの司会で空き家についてそれぞれの立場から発言。その後グループごとの全体発表で意見を共有し、最後にまとめて終了。
私自身現在は空き家で困っていることはないのですが、改めてこういった場に参加することで「リアル」に問題を感じることができ、貴重な機会となりました。
空き家問題の難しさはその個別性にあります。安曇野市の空き家は6,020戸というデータがありますが、6,020戸全部ちがう顔。空き家対策にいくつかセオリーはありますが、その個別性に合わせて対策メニューをコーディネートできる人がいないとなかなか進みません。要は手がかかるんですよね。
安曇野市は今後空き家対策を今まで以上に本格化させるようで、わたしも所属しているNEX-T安曇野(信州中古住宅流通ネットワークの安曇野部会)のメンバーとして来年度計画されている市の事業で関わる予定です。良い経験となりますように。